2014年の9月末に石垣島・波照間島に行きました。この年の4月にも火星が接近、私が波照間島に訪れたころにもアンタレスと並んで、赤く明るく輝いていました。
飛行機での離島だったので、ポータブル赤道儀と一眼デジカメ、カメラレンズを持っていきました。
富士フィルムのミラーレス一眼の初代X-Pro1での撮影です。ローパスフィルターなしの独自のCMOSセンサーを搭載しており、天体改造なしでも赤い星雲などが比較的よく写るようです。フィルムメーカーらしいやわらかい描写をすると感じています。ただ、RAWファイルがステライメージに対応していないので、あまり長時間の露光での撮影には使用したことがありません。ポータブル赤道儀のGF50は、ジンバル雲台でのセット品でしたが、ジンバル雲台でのバランスとりがむつかしかった(苦手な)ため、ユニテックのパーツなどを組み合わせてドイツ式のように運用しました。
島の南端の方の星空観測タワーまで行きました。レンタカーを借りることができなかったので、民宿で自転車を借りて行きました。カメラやポタ赤、三脚など結構な重量の機材を背負って、思ったより距離や起伏のある道を行ったので汗だくになりました。夜中に民宿まで帰るのも一苦労でした。宿についてすぐ、ビールをがぶ飲みしました。格別のおいしさでした。波照間島から石垣島に戻った後は、竹富島にも行ったりして、盛りだくさんの遠征でした。